保険及び事故の場合の責任義務について

 通常、ドイツの現地校やインターナショナルスクールで加入している児童団体傷害保険(医療費を含む)および賠償責任保険は、自治体による学校保険です。

 しかし補習校の場合は、現地法による学校法人ではないために現地校と同様の保険に加入できません。万一事故が起こった場合は、会員が自身の責任において自ら本校の活動に参加し、児童を参加させたとて各自その責任を負うことになります。(スポーツクラブなど、他の法人主宰の活動参加と同様です)

 その為、本校では会員の皆様に家庭責任保険(賠償義務保険)Privat-Haftpflicht Versicherung の加入をお勧めしています。ドイツでは一般に広く普及しているものです。

 補習校に限らず、ドイツでは児童生徒が対人・対物の加害者となった場合、保護者がその責任を問われます。この保険は、そうした場合に家庭責任保険は保護者の経済的負担(賠償)を肩代わりしてくれます。